インテルの意識革命!コンテ監督が改革した決定的なこと〈教師ではなく、コーチであれ!〉




サッカー

サッカー解説者・川勝良一氏「コンテになってインテルが最も変わったところは、選手の緊張感、そして使われる時間によっての選手のアピールする意欲」

ラウタロ・マルティネス曰く、コンテは彼が今まで会った監督の中で最も細かい部分にこだわり、特にコンテは練習中の強度(インテンシティ)が強調されるそうです。コンテ監督は、練習試合を問わず、選手に常に緊張感を持たせているのです。

川勝良一氏がイタリアの監督と話すと「(選手に対して)教師になってはダメだ。コーチにならなければ!」と言われるそうです。

戦術の引き出しを多く持っている「教師」であることだけでなく、選手にもってる力を全て出し切らせる「コーチ」であることが重要。理詰めの部分は大切ですが、インテンシティがより大切ということです。

選手に何パーセントの力で練習そして試合やらせるのか?コンテは選手に持っているものを全て出させる、典型的な指導者ということになるでしょう。

したがってコンテは、選手にいつも「見られている」という意識を植え付け、実際コンテは選手のちょっとしたミスを見逃しません。

それによって選手の中に、そしてチームの中に緊張感が生まれ、シンプルなプレーの連続が徹底され簡単には崩れない強さがつき、単純なプレーの連続を手を抜かずにやらせることでチームの攻撃守備に厚みが出てきます。

例えば攻撃時、同じレーンに、ボックス内に人がいないことがほとんどありません。ゴールにつながろうと、そうでなかろうと、選手がゴール前につめているのです。

参考:スカパー!19/20セリエA15節インテルVSローマ」

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