柏のネルシーニョ監督が語る、レイソル愛と監督論=人生論!【要約まとめ】




サッカー

EL GOLAZO2019.12.13号にネルシーニョ監督のインタビューが掲載されており、感動した部分が複数あり、試合中は無表情な監督が熱く語っていたので、箇条書きで要約しておきたいと思います。なお、(       )は個人的な解釈です。

レイソル愛

・レイソルにはよい思い出がたくさんあり、恩返しのためにも、再来日・再就任した。(レイソルだからこそ!という意味でしょうね)

・レイソルは指導者として最後のクラブだと思っている。

・レイソルは私にとってかけがえのないクラブ。

今シーズンをふりかえって

・チームを作り上げる上で重要なことは日々の練習で、それが全てである。

・序盤のもたつきは想定内で、ルヴァンカップも試験的な位置づけで、どれも終盤にチームを完成させるためだった。(大きな1つの目的のための大胆な割り切り!)

・第18節福岡戦で引き分けに持ち込めてチームに自信がついたので、今季のターニングポイントだった。

・シーズン中の浮き沈みには批判もあるが、自分の仕事の仕方を貫き、最後にチャンピオンになることこそが賛辞に値する。(これは信じて我慢できるサポーターや監督を支えたフロントにも功績がありますね)

・毎試合後の批判については、自分が最も理解しているという自負がある。(名将の絶対条件ですね)

・今季レイソルは高い仲間意識で戦ってくれたので、全員がMVPである。(ともすると、オルンガをはじめとする外国人選手に注目が集まりますからね、こういう発言もマネージメントの一つですね)

来季へ

J1の方が確実に実が高いが、来季も大きな夢や野心をもって戦いたい。(残留なんて目標じゃなくACL圏内、あわよくば優勝もって気持ちなんでしょう、かつてのように)

監督論

2014年に柏を離れ、日本の他のクラブやブラジルではうまくいかないこともあったが、それは未来への教訓であり、大きく成長する糧だと信じてきた。

・監督とは、チームという大家族を統率するの長であり、選手たちとリスペクトし合いながら、大きな愛情と厳格な公平さを持って接しなければならない。

・成績が不安定になっても、いまチームに必要なことをきちんと選手に示せること、これが監督として最も大切な素質。

・勝者のメンタリティーを植え付けることが監督の一番の仕事。

人生論

・常にベストを尽くして勝者になることこそが人生の目的である。

・私の人生は常に戦いの中にあり、時には自己犠牲をともなって、何度も困難に打ち克つこと、そのおかげで強靭な精神力、つまり衰えないバイタリティーが身についた。それが若さの秘訣であり、私の生き様だ。

・夢は、レイソルとの契約満了後、孫たちと余生を楽しむこと。

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