南野拓実の元同僚・ハーランド(ドルトムント)は、なぜマンチェスターユナイテッドに移籍しなかったのか?




サッカー

今季2019-2020、ザルツブルグで公式戦22試合28得点を記録したノルウェー代表FWエルリング・ブラウト・ハーランド。

ハーランドについては、名門マンチェスター・ユナイテッドなどが獲得に乗り出したと報じられていましたが、ボルシア・ドルトムントに移籍しました。

なぜマンチェスター・ユナイテッドは201912月、ハーランドとの契約に失敗したのでしょうか?

ユナイテッドに移籍しなかった理由

凄腕の代理人

結論から申し上げると、凄腕で知られ、最も有名な代理人の1人であるMino Raiola(ミノ・ライオラ)が、ハーランドに、現在のマンチェスター・ユナイテッドの、クラブとしての雰囲気が良くないと説明したようです。

ゆえにハーランドはユナイテッドからのオファーをはねつけたようです。ユナイテッドがフラれたというのが真相であるようです。

ユナイテッドは熱望してた!

振り返ってみると、マンチェスター・ユナイテッドは、20201月の移籍期間が始まる前からホランド獲得に必死でした。

レッドデビルズは19歳のノルウェー代表を獲得することを優先し、同じノルウェー人であるスールシャール監督もとても期待していたようです。

ハーランドはチャンピオンズリーグでも驚異的な活躍も相まって欧州ても人気銘柄になっていました。

その中でユナイテッドは一歩リードしているように見えました。それだけにハーランドがドルトムントに加入することを選んだとき、それは多くの人にとって驚きでした。ドルトムントは約2000万ユーロの移籍金で長期契約を結んだのです。

ユナイテッドの敗北

ユナイテッドのサポーターはハーランドを逃したことに失望し、Ed Woodward副会長の責任を追及したようです。

ドルトムントを選んだハーランドの論理はマンチェスターに大きな打撃を与えるでしょう。

スールシャール監督自ら乗り出していた

201912月半ばには、同胞のスールシャールがザルツブルクに行き、話までしていたのです。

実際ハーランドは次のように語っていました。「彼(スールシャール)は、人間としてもトレーナーとしても、私の人生に大きな影響を与えてきました。彼はチャンピオンズリーグで優勝し、信じられないほど良い選手でした。彼は私に多くを教えてくれました。」

しかし、その会談から、ハーランドの代理人Mino Raiolaは排除されていました。

実はハーランドは、ユナイテッドの若手中心の攻撃陣を作り上げるというビジョンに感銘を受けていましたが、前述のような代理人の言葉によってハーランドの心は変わってしまいました。

ハーランドの代理人が本人に警告したとはいえ、あのマンチェスター・ユナイテッドです。腐っても鯛という諺があるように

落日?!ユナイテッド

やはりクラブとしての価値が下がっている象徴的な出来事であると思いました。最近スールシャールが、ユナイテッドは最強ではないが今だに最大のクラブだと言ったとう記事を見かけましたが、武士は食わねど高楊枝例えばACミランのようにはなってほしくないですね。

ドルトムントを選んだ理由

プレースタイルが好き

それについては、ハーランド自身が次のように語っています。

「ドルトムントは私に直接会いに来て、前もってあなたが必要だと言ってくれました。彼らは私のプレースタイルが好きだと言って、『私たちはあなたとともにここ(ドルトムント)いたい」と言ってくれました。その時の彼らの話し方を私は好きで、それが移籍のきっかけとなりました。 

クラブ首脳陣も好印象

「私は数日かけてドルトムントというクラブを見回し、クラブの人々と話をしましたが、私とドルトムントとは相性が良いと感じました   

「訪問中、私はクラブの管理チーム、特にドルトムントの最高経営責任者ハンス・ヨアヒム・ワッツケ、スポーツディレクターのマイケル・ゾーク、監督のルシアン・ファブレと何度も熱心に話しました。」

「彼らは皆、私が加入することを本当に切望しており、最初からここに移りたいと思っていました。 信じられないほどのドルトムントの雰囲気、80,000人以上のファンの前でプレーを始めてプレーするのが待ちきれません。とても興奮しています。」

参考:「EXPRESS」「90MIN」など

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