クリスティアーノ・ロナウドは、メッシと並んで、たった一人で勝負を決める神プレーを期待できる一方で、監督にとって扱いづらい存在でもあるしょう。
時には監督を遥かに凌ぐ影響力をもっているからです。では、ロナウドは歴代監督とどのような関係にあるのでしょうか?
サッリとの関係
微妙…
まずは現在の、ユヴェントス監督マウリツィオ・サッリとの関係ですが、微妙なようです。
2019-2020セリエA第12節ミラン戦の途中交代をめぐって、関係がギクシャクしているようです。
ロナウドは55分にベンチに下げたサッリ監督の判断をいまだに理解できずにいるようなのです。
不満を露わに
交代を命じられたロナウドは、不満を露わにし、そのままロッカールームへと消え、試合終了を待たずにスタジアムを去りました。それくらい怒り心頭だったのでしょう。
マドリーを去った後悔?!
2019-2020開幕にあたって、ロナウドにサッリに今季は40ゴールすると宣言・約束したと伝えられますが、現在の指揮官とは絆というほどの親密さはないようです。遡って2018年夏、やはりマドリーを出るべきではなかったということでしょうか…
絶好調
ただし、2019年末から2020年始めにかけて、膝の心配が無くなったロナウドは絶好調を維持しており、それにともなってサッリ監督のロナウドに対するコメントも明らかにポジティブなものになっており、確執とまではなっておらず、うまくいき出しているようです。
むしろ、最近、今度はパウロ・ディバラとの関係が少しギクシャクして、メディアを賑わせていますね…
ジタンとの関係
良好
実はロナウドはこれまでの監督とはうまくやってきました。もちろん監督の方が気を使ってきたというのが実際ですが…。
歴代監督たちはロナウドの「全ての試合にフル出場したい」というその心中を汲み取ってきたのです。
アンチェロッティたちも
それは、現役時代の活躍ならば、ロナウドに勝るとも劣らないジダンでさえ例外ではありません。
その他、アレックス・ファーガソンをはじめ、フェルナンド・サントス、カルロ・アンチェロッティとは今も親睦が深いらしいです。
モウリーニョとの関係
一時的に険悪にも
そんな監督たちの中で唯一しこりが残ったのがジョゼ・モウリーニョです。
レアル・マドリー時代のロッカールームで、チームメイトの前でディフェンス時の怠慢さを叱責されたことが原因です。
現在は修復
それ以降、一時は関係はかなり悪化しました。しかし、それから随分と時が経ち、なんらかの手打ちがあったのかどうかは分かりませんが、今は関係はほぼ修復しているそうです。
参考:「ワールドサッカーダイジェスト」2020.1.16号など