最低限かかってしまうお金
ミニマリストは物をなるべく持たない生活をする人たちですが、日本国で暮らしている以上、最低限、以下の5大支出をまぬがれることはできません。
生きる条件として 1家賃 2水道光熱費 3通信費 4食費
国民の義務として 5税金(所得税、住民税、国民年金、健康保険)
この他に、細かく言えば、交際費や日用品費、趣味にかかる費用などもあるでしょう。しかしそこは「ミニマリスト」ですから、部屋の中のモノを少なくしていけば、自ずと日用品費や趣味に関わる支出はゼロに近づいていくでしょう。
住めば都…
さて5大支出の中でミニマリストがまず削ろうとするのが住居費です。
主婦ミニマリストは別として、独身ミニマリストの多くがワンルームもしくは1Kの賃貸マンションに住んでいるようです。
現代のモダンリビングで安価なワンルームや1Kは、ミニマリズムと相性が抜群です。有名ミニマリストの著作の装丁表紙に、そのワンルームの部屋の写真が使われているのは象徴的でしょう。
コンビニを冷蔵庫代わりに!
駅近〇分や2階以上といった住居へのこだわりをみせるミニマリストは見かけませんが、ミニマリストならではの外せない家探しのポイントもあるようです。それは自宅からコンビニやスーパーマーケットが徒歩圏内にあるという条件です。
彼らには「コンビニやスーパーマーを冷蔵庫がわりに」という考え方があります。すでに部屋の冷蔵庫を粗大ごみに出して処分し、食材をなるべく自室にためこまないようにしているのです。
したがって買い物に車が必要でありその調達に時間がかかるような田舎には住めません。彼らの住む場所は、隠遁系のミニマリスト以外は、都市部に限られるでしょう。