スマホとミニマリズム
住居費は削減するミニマリストですが、一方で通信費は、大手キャリアを格安SIMに変更するぐらいで、それ以上はアンタッチャブルです。なぜならミニマムな生活にスマホは不可欠だからです。
スマートフォンは、時計、電話、パソコンなど、かつて別々だったものを小さい本体にギュッと詰め込んだ、それ自体がミニマムなものです。物を少なくすることを目標にしている彼らが重宝するのは当然でしょう。
そして会社員ミニマリストによるガジェット好き・アップル信者という傾向がミニマリズムにおけるスマホの存在をより大きなものにしていることも忘れてはならないでしょう。
低収入=無税?
さて5大支出の中でどうにも削減しようとないと思われるのが税金です。ただし、一定の条件を満たせば、払う金額を減らすことができます。大原扁理さん(「ミニマリスト」を自称されてはいませんが…)のような無職ミニマリストや超低収入ミニマリストが実践している方法です。
所得税
年間所得合計が38万円以下で0円
住民税
自治体によって異なるが、年間所得合計が一定額以下で0円(神戸市は独身125万円以下。ただし給与所得のみは204.4万円以下)
国民年金
年間所得合計57万円以下で0円
健康保険
自治体によって異なるが、年間所得合計が一定額以下で減免可能(神戸市は独身者88万円以下で減免対象、33万円以下で5割減免)
生活コストを下げる→収入が少なくても済む→税金関係で減額 というミニマムな循環をつくることが重要そうです。
なお食費については、後日アップ予定の「ミニマリストと食事」をご参照ください。