働き方改革の大きな柱である同一労働同一賃金が大企業を対象に新年度2020年4月1日から始まりました。
正規・非正規の大きな格差
正規・非正規の賃金格差があまりにも大きい。
- 正規社員は平均ひと月約32万円。
- 非正規社員は平均ひと月約21万円。
約1.5倍の差があります。
非正規を正社員並みに
そこで不合理な格差は認めないという日本型の同一労働同一賃金を始めました。
非正規社員(アルバイト、派遣社員)の
- 基本給を上げる。
- ボーナス、役職手当、退職手当の支給
なお、企業はこの改革から逃れられない。なぜなら、企業は説明義務を負っているからです。
労働者から格差の説明を求められてできなかったら、それは「不合理な格差」となって、改善しなければならない。
ただし、欧米と同じように、いきなり正規社員と全く同じというわけではなく、格差を縮めていきましょうということです。
中小企業の残業規制も
ちなみに、2020年4月1日から、大企業だけでなく、中小企業にも、時間外労働規制が設けられました。
つまり残業のことですが、上限は、原則月45時間、年間360時間(休日労働除く)です。
参考:NHKニュース おはよう日本 2020.4.1放送