世間でミニマリストを自称している人たちにとって、仕事とはどのような位置づけなのでしょうか?
無名ミニマリスト、つまりブログやインスタで「ミニマリスト」を自称している人々の仕事はおおよそ次の三つに分けられると思います。
1会社員(サラリーマン・フリーター)会社に属した週5日程度の定職があるミニマリスト
2主婦(主夫)家事や子育てに勤しむミニマリスト
3無職(期間限定フリーター)お金が必要な時のみ不定期で働くミニマリスト
これらの人たちに対して、有名ミニマリストとして知名度がある方々は、現在は「ミニマリスト」として本の執筆や講演、メディア出演などを生業としたフリーランスとして活動されています。
ただし、漫画家の中崎タツヤ先生のような方は例外として、有名ミニマリストも名前が売れる以前はもともと会社員や学生だったことは言うまでもありません。
1会社員ミニマリスト
月々に決まった収入があることからモノにあふれた生活が可能だったのでしょう。そこからミニマリストに目覚め物を急激に減らしていくタイプです。
しかし会社員ミニマリストは物を集めることを完全に停止したわけではありません。自分の気に入ったもの、特にガジェット類には情報網を常に張り巡らしていてアーリーアダプター(革新的な商品に対して積極的に手を出す消費者)として反応します。アップル信者も多いですね。
アウトドアへの関心が高いのも大きな特徴です。アウトドアの世界では、ミニマムな上に多機能で便利な商品が次々と発明されています。ウィークディはミニマリズムとは相いれない雑事雑念にとられた日常ですが、対照的に休日はアウトドアで理想のミニマリズムを実践追求できるのです。
また会社員ミニマリストはビジネスにおいて時間の使い方やいわゆるハック系には敏感であっていわゆる「意識高い系」と見られてしまう向きもあります。
まとめると、物が少ない生活=コスパが良く流行の最先端にたっている生活という図式です。彼らについてイメージをふくらませてみましょう。好む色の傾向はモノトーンやウォールナット色、お気に入りのインテリアはミッドセンチュリー系やインダストリアル系でしょう。