5分で読める!機動戦士ガンダム第1~5話までのあらすじ(放映日・脚本・演出・絵コンテ・作画監督も)




ガンダム

第1話 ガンダム大地に立つ‼︎

戦争が腰着状態に入って8カ月余り。辺境のコロニー「サイド7」にジオンのモビルスーツ であるザクが近づく。

シャア少佐率いる部隊が、連邦軍の最高機密「V作戦」をキャッチ、これを偵察しようとしていたのだ。

潜入に成功した2機のザクは、軍の研究施設を発見するが、戦功を焦った新兵が攻撃を開始してしまう。

ザクの強襲によりコロニー内は戦場と化していた。住人たちは港に停泊中の最新鋭艦ホワイトベースへ殺到する。しかし、激しい戦闘のため、多くの命が失われていった。

避難の途中、父テム·レイが開発したモビルスーツであるガンダムのマニュアルを偶然手にしたアムロ少年は、隣人の命を奪われた怒りからガンダムのコクピットに乗り込み、起動させてしまう。

迫るザクに恐怖するアムロ。不慣れな操縦に苦戦を強いられるも、ガンダムの圧倒的なパワーによって、アムロはかろうじてザクの撃破に成功するのだった。

放映日:1979年4月7日/脚本:星山博之/演出:貞光伸也/絵コンテ:斧谷稔/作画監督:安彦良和

第2話 ガンダム破壊命令

アムロの活躍により、コロニー内のザクを撃破したものの、 サイド7は依然としてムサイからの攻撃を受けていた。

執拗な攻撃により、ほとんどの連邦正規兵は戦死、ホワイトベースのパオロ艦長も重傷を負ってしまう。

一方シャアは、偵察から帰還したスレンダーからの報告を聞き、そのモビルスーツに信じがたい性能を自身の目で確かめるため、突撃隊を招集。自らサイド7への潜入を試みる。

無人と化した研究施設跡地で、シャアはセイラと遭遇。互いに、兄妹ではないかと直感する。

ようやく出港準備の整ったホワイトベースは、いよいよサイド7の脱出を試みる。にわかパイロットのアムロも母艦の援護を命じられガンダムで出撃する。

だが、これを簡単に見逃すシャアではなかった。愛機の赤いザクに搭乗し、ガンダムに迫る。経験したことのないスピー

ドにおののくアム口。圧倒的な火カに驚慢するシャア。互いに未知なる恐怖を体験する。

放映日:1979年04月14日/脚本:松崎健一/演出:藤原良二/絵コンテ:斧谷稔/作画監督:安彦良和

第3話 敵の補給艦を叩け!

素人乗員と避難民を乗せたホワイトベースは、連邦軍の最前線基地であるルナツーへ向かう。

なおも追跡し続けるシャアのムサイであったが、なぜか攻撃を仕掛ける気配がない。

不思議に思ったミライは、補給を待っているのではないかと推測。シャアが補給を完了する前に先手を打つ、というミライの提案に賭けたブライトは、アムロとリュウに出撃を命じる。

シャアの補給要請に対して、ドズル中将が送って寄こしたのは、ジオンの苦しい内情を物語るかのような、老兵ガデムと、くたびれた老朽艦パプアだった。

シャアが物資を受け取ろうとしたとき、ガンダムが攻撃をしかける。ミライの予測は的中。奇襲は成功した。

だが、補給部隊の面子に賭け、ガデムはシャアに物資を届ける。間一髪、物資を供給するも、パプアを沈められたガデムは、歴戦の勇士たる意地を見せ、ガンダムに挑む。

放映日:1979年4月21日/脚本:荒木芳久/演出:小鹿英吉/絵コンテ:斧谷稔/作画監督:安彦良和

第4話 ルナツー脱出作戦

シャアの追撃を振り切ったホワイトベースは、連邦軍の宇宙方面最前線基地ルナツーに到着する。

だが、彼らを迎えたのは冷たく光る銃口だった。ルナツー方面司令のワッケインは民間人収容を拒否。

さらに、軍の機密であるホワイトベースなどを無断で使用したとして、ブライトをはじめアムロらの身柄を拘束、ホワイトベースとガンダムは没収される。

一方シャアは監視レーダーの目を盗み、大胆にもノーマルスーツでルナツーに潜入。

突然の攻撃に慌てたワッケインは戦艦マゼランを発進するも、シャアの計略にはまり、マゼランは爆発、大破して港の入口を塞いでしまう。

シャアの攻撃を知ったブライトたちは牢を脱走、独断でホワイトベースを始動する。

パオロ艦長の必死の訴えにより、ワッケインはホワイトベースの出撃を許可。入口を塞くぐマゼランを主砲で除去、かろうじてシャアの攻撃を退けることに成功した。

だが、今までホワイトベースを影で支えてきたパオロは静かに息を引き取った。

放映日:1979年4月28日/脚本:山本優/演出:貞光伸也/絵コンテ:貞光伸也/作画監督:富沢和雄

第5話 大気圏突入

かろうじてルナツーを脱出したホワイトベース一行は、ワッケインが手配してくれた護衛のサラミスに誘導され、連邦軍本部ジャブローにホワイトベースを引き渡すべく地球へ降下することに。

リード中尉の指揮のもと、大気圏突入体勢を整えるホワイトベースだが、補給を受けたシャアが再ひ襲ってくる。

なんと大気圏突入の直前に攻撃を仕掛けようというのだ。戦闘時間は約2分間。その間に帰投しなければ、機体は燃え尽きてしまう。

今度こそシャアの動きを見極めんと、アムロは自分を奮い立たせるが、予想以上に激しい落下速度に苦戦を強いられる。時間は無情に過ぎリミットが迫る。

わずかな可能性を求めて、操作マニュアルを読みあさるアムロは、遂に大気圏突入方法を発見。辛くもホワイトベースへの生還を果たした。

だが、喜びもつかの間、予定の進路を外れたホワイトベースは、ガルマ大佐率いるジオン正規軍が待ち受けるエリアに迷い込むのだった。

放映日:1979年5月5日/脚本:星山博之/演出:藤原良二/絵コンテ:斧谷稔/作画監督:青鉢芳信

参考:別冊宝島662『僕たちの好きなガンダム』など

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