5分で読める!機動戦士ガンダム第11~15話までのあらすじ(放映日・脚本・演出・絵コンテ・作画監督も)




ガンダム

第11話 イセリナ、恋のあと

恋人ガルマの死に泣き崩れるイセリナ。しかし、彼女はそのまま悲しみにくれているような女性ではなかった。

ガルマの部下ダロタ中尉を従え、亡き恋人の復讐に立ち上がるイセリナは、 ガウでホワイトベースに挑む。

その頃、ホワイトベースでは、アムロがガンダムのビーム·サーベルをジャベリンとしても使えるように調整していた。

そこに、突如襲いかかる3機のガウ。さらに偵察機ルッグンに乗るシャアの攻撃により、ホワイトベースは不時着を余儀なくされる。

ガウ迎撃に出動するガンダムとガンキャノン。2機のガウは失ったものの、イセリナの乗る1機は、ガンダムに捨て身の体当たりを敢行。 激しく激突する、ガウとガンダム。

やがて、ガウのコクピットから現れた女性は、アムロに「ガルマ様の仇!」という叫びを残し、カ尽きる。イセリナのこの言葉に、アムロは強い衝撃を受けるのだった。

放映日:1979年6月16日/脚本:荒木芳久/演出:貞光紳也/絵コンテ:貞光紳也/作画監督:大泉学

第12話 ジオンの脅威

ホワイトベースの頭上には、ドズルの命を受け、ガルマの仇討ちを狙う機動巡洋艦ザンジバルの姿があった。

指揮官は、「青い巨星」の異名をとるランバ・ラル。大気圏突入後、早くもホワイトベースを発見したランバ・ラルは、ただちに追撃を開始。

一方、 雷鳴轟く雲間に身を隠したホワイトベースには、かつてない緊張が走る。

ただちに出撃命令が出るものの、アムロはイセリナとの戦いで受けた精神的ショックなどから、心身喪失状態に陥っていた。

リュウの荒療治でようやく自分を取り戻すアムロ。しかし、ランバラルが操る新型モビルスーツ、グフのすさまじい攻撃力に圧倒されてしまう。

深追いを避けて撤退する敵の動きに救われ、ホワイトベースに帰還するアムロ。

ホワイトベース艦内には、ギレンの大演説が響き渡っている。その鬼気迫る実況放送を聞き、アムロはただ立ちすくむのだった……。

放映日:1979年6月23日/脚本:松崎健一/演出:横山裕一郎/絵コンテ:斧谷稔/作画監督:中村一夫

第13話 再会、母よ‥‥‥

ホワイトベースは、アムロの故郷近くでつかの間の休息をとっていた。そして、アムロは故郷の母を訪ねる。

久しぶりの家。だがそこに母の姿はなく、酔っ払った連邦軍の軍人たちが家を荒しているだけ……。

所在なげに町を歩くアムロ。そのとき、軍人に絡まれている昔なじみの野菜売りの女性を助けたアムロは、その女性から、母は避難民キャンプで働いていると知らされる。

そして、母との再会…。抱き会い、喜びあう母と子。しかし、その姿も、偵察にきたジオン軍によって恐怖と緊張へと変わった。

ベッドに身を隠すアムロだが、突如鳴り響くホワイトベースからの呼び出しベルによって、窮地に立たされてしまう。

ついに銃を手に取り、母の目前でジオン兵を撃つアムロ。人を傷つける我が子に落胆する母。戦争という非情を身を持って知ったアムロは、母に別れを告げ、ホワイトベースに再び乗り込む。

放映日 :1979年6月30日/脚本:星山博之/演出:藤原良二/絵コンテ:藤原良二/作画監督: 安彦良和

第14話 時間よ、止まれ

退屈な日々を持て余していたジオン軍前線基地のクワラン曹長ら若手兵士たち。

彼らは小型ホバー、ワッパを使ってガンダムに爆弾を仕掛けるという作戦を考案する。

かくして、物資補給を終え帰還するミデアを護衛するガンダムに、何機ものワッパが襲いかった。

生身剥き出しの操縦士に対し、攻撃を躊躇するアムロ。そして、いくつもの小型爆弾がガンダムに仕掛けられてしまう。

パイロットの責任として、単身爆弾除去を始めるアムロ。犠牲を最小限に抑えるために、アムロひとりに任せて遠巻きに見守るホワイトベースの面々。

彼方では、クワランたちも固唾を飲んでその様子を見つめていた。だが、ホワイトベースの乗組員はとうとう我慢しきれず、アムロの手助けに走る。

すべての爆弾が処理されると、クワランたちは地元の青年に変装し、命がけで爆弾処理に挑んだパイロットの顔を確めにくるのだった。

放映日:1979年7月7日/脚本:富野喜幸(富野由悠季)/演出:貞光伸也/絵コンテ:斧谷稔/作画監督:山崎和男

第15話 ククルス・ドアンの島

空中換装訓練にいそしむアムロ。その頃、ホワイトベースは連邦軍の緊急信号をキャッチしていた。

ブライトの指示で、コア·ファイターで偵察に向かったアムロは、とある島に不時着している連邦軍戦闘機を発見する。

アムロが乗組員の介抱をしてると、突如ザクが出現。アムロはコア・ファイターで立ち向かうが、撃墜され気絶してしまう。

目を覚ましたアムロは、ザクを操縦していた男、ドアンと会う。ドアンはジオンの脱走兵だったのだ。

やがて、ジオンのザクが島に上陸し、ドアンたちを襲う。自分のザクで立ち向かうドアンは、アムロにすべてを語った。

かつて、この子らの親を殺したのは自分であること。そして今は、なんとしても子供たちを守るつもりでいること。

闘志あふれる格闘戦でジオンのザクを倒すドアン。ドアンの強い決心を知ったアムロは、すべての元凶であるドアンのザクを海に投げ捨てるのだった。

放映日:1979年7月14日/脚本:荒木芳久/演出: 斧谷稔/絵コンテ:貞光紳也/作画監督:鈴村一行

参考:別冊宝島662『僕たちの好きなガンダム』など

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