武陵郡の従事。劉備に降伏後、武陵太守に封じられた。
演義の鞏志
荊州平定のため張飛が武陵に攻め寄せてくると、上司の太守金旋に、漢の皇叔でもある劉備の人望と、張飛の勇猛さを考えると、降伏したほうが良いと諌める。
しかし、逆に金旋から劉備との内通を疑われ、斬首を言い渡されるが、同僚たちの嘆願により助命された。
さて、反対を押し切って出撃した金旋が、張飛に敗北し城へ退却してくると、城壁の上から、天運にしたがわないから敗走するのだと罵り射殺した。
城から出て降伏した鞏志は、張飛に命じられ、太守の印を持って、桂陽の劉備の元へ向かう。途中で武陵に向かう劉備一行に出会い、印を引き渡すと、劉備は喜び、鞏志は金旋の後任となった。
正史の鞏志
記述なし。
