馬岱 ばたい、魏延を斬った馬超の従弟【三国志 演義と正史の比較】




三国志

馬超の従弟。馬超に従って転戦し、後に劉備に仕えた。

演義の馬岱

馬騰の兄の子で馬超の従兄(正史では従

弟)。

馬騰が曹操に殺されたことを、逃げのびて馬超に伝えた。

この後馬超とともにさすらい、韓遂、漢中の張魯と渡った後に劉備に降る。

劉備の死後は諸葛亮の南征に加わり、趙雲、魏延たちと協力して、孟獲を七度捕らえた。

北伐では王平、張翼、張疑、馬忠らとともに、趙雲、魏延、姜維、陳式たちと呼応して活躍する。

また、羌兵と相対する関興、張苞コンビの案内役として同行した。

諸葛亮は楊儀に「馬岱、王平、廖化、張翼、張疑は忠義の士だ」と語っている。

諸葛亮の死の直前、馬岱は密命を受け、魏延が謀反を起こすと行動を共にした。

そして楊儀にあおられた魏延が「おれを殺す者がいるか」と叫んだ瞬間、背後から斬った。

正史の馬岱

諸葛亮は死にのぞんで密かに軍を退くように楊儀らに命じた。

そして魏延が引かぬなら置いていくようにともいう。

諸葛亮の死後も退こうとしない魏延を楊儀は馬岱に斬らせたのだった。

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