誕生のきっかけは南極条約!モビルアーマーについて知るべき4つのこと




ガンダム

モビルアーマーとは?

宇宙世紀における機動兵器の一つ

MOBILE All Range Maneuverability Offence Utility Reinforcement (全領域汎用支援火器)の略称

モビルスーツとの最大の違いは、総じて巨大で人型ではない

誕生秘話

独立を目指すジオンは、1年戦争以前、ミノフスキー粒子を活かした戦法を行う機動兵器の開発を様々な企業へ依頼

最終コンペに残ったのが、
・ジオニック社のZI-XA3
・M.I.P社のMIP-X1

選考の結果、人型のZI-XA3が採用=後のモビルスーツへ

敗れたMIP-X1だったが、南極条約(宇宙世紀0079年1月31日)で禁止されてしまった核弾頭に代わる、強力な攻撃力を持つ兵器として改めて注目される

ビーム兵器を搭載した攻撃兵器としてモビルアーマー誕生!

サイコミュ(ニュータイプ用の遠隔操作システム)や、Iフィールド・ジェネレーター(バリアシステム)など、新システム搭載機として進化(=量産化されない理由)

なぜ巨大なのか?

例えば、MA-08ピグ・ザム 全高59.6メートル(RX-78ガンダム 18メートル)

答えは、
モビルスーツでは実現できない、圧倒的な攻撃力や特殊な装備を持たせたため。

モビルスーツが人型で機動性と汎用性に優れた兵器(大量生産)だが、
モビルアーマーは装備ありきで、とりわけ汎用性は無視された兵器(試作機的)

ただし、宇宙世紀0080年後半になると、技術の進歩によってモビルアーマーのサイズも小型化。モビルスーツと同サイズのものも登場

モビルアーマーとしてのガンダム

MRX-009サイコ・ガンダム
全高40メートル
ムラサメ研究所が開発したニュータイプ用可変試作モビルアーマー。
大量に搭載した火器の管制と機体制御にサイコミュを利用するため、十分な機体性能を発揮するには、ニュータイプや強化人間による操縦が必要。

MRX-010サイコ・ガンダムMk-Ⅱ
全高39.98メートル
サイコ・ガンダムの各種データをもとに再設計された。モビルスーツ形態では全身のビーム砲と有線式サイコミュでオールレンジ攻撃を実現。頭部のみでも小型モビルアーマーとして機能する。


参考:『機動戦士ガンダムMS大全集2013』アスキー・メディアワークス、『ガンダムの常識』双葉社

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