王騎の副官として幾多の戦場を共に駆け、王騎を補佐し続けてきた男。
王騎亡き後は残軍を統べ、将軍へ昇格している。
蒙武の前で王騎のモノマネをしたり、風呂場で泳いだりと、冗談を好む性格。
王騎にも見劣りしない実力を持っており、軍を任されてからはリーダーシップも発揮している。
しかし真意を悟りにくい言動をとることも多く、敵からも動向が読みづらい将軍だと評されている。
騰の来歴
王騎の軍を託された騰は将軍に就任。
合従軍戦では蒙武と共に楚の臨武君を追い詰め、これを撃破。
著薙での対魏戦では大将となり、信や王賁を招集。若き才能の活躍もあり、秦を勝利へと導いた。
勝利・築城・防衛の功績が認められ、論功行賞で大将軍に昇格。
これにより秦軍で蒙武に次ぐふたり目の大将軍となった。
騰の能力
幾多の戦場において、常に王騎と共に在った騰。部隊の作戦によっては王騎直属の兵の一部を率い、将として隊の先陣を切る事もあった。
偉大な将軍・王騎の副官を務められるのは並大抵ではないため、その事からも騰自身の能力の高さがうかがえる。
王騎から「本来あなたの実力は私に見劣りしません」と評された通り、王騎のド派手な突進力と破壊力の影に隠れていたものの、軍の指揮力と剣技の巧みさはかなりのもの。
高速で円を描きながら「ファルファル」という独特の音を響かせる剣技は、相手を枯れ草のように薙いでいく。
参考：キングダム公式ガイドブック英傑列紀、キングダム公式ガイドブック覇道列紀
