身長が一丈二尺 (2メートル80センチ近く)もあったといわれる。
演義の兀突骨
穀類は一切摂らず、生きた蛇や獣が主食。
あばらの下には鱗が浮かび、弓や刀も通さないという、化け物のような存在として登場する。
諸葛亮に敗れた孟獲が、帯来洞主に紹介されて身を寄せた。援軍要請を承諾し、藤甲兵を率い出陣した。
膝の蔓で編んだ鎧に身を固めた藤甲兵三万を率い、蜀軍をさんざんに悩ませた。
また自身は、白い象を馬代わりにして戦場をのし歩いた。
配下の兵は強靭で、毒の川をなんとも思わず、さらに藤甲のおかげで楽々渡り攻めてくる。また藤甲は弓矢をまったく受け付けず蜀兵を困らせた。
孔明は魏延に策を授けて十五度も嘘の敗走をさせ、火薬を埋めた盤蛇谷に元突骨を誘引。藤甲兵もろとも爆殺した。
諸葛亮は国のためとはいえ敵兵士を全員爆死させたことに涙し、自分の寿命は縮まるだろうと予言した。
正史の兀突骨
記述なし。