三国志 文聘 ぶんぺい、曹操軍希少の水軍大将【三国志 演義と正史の比較】 魏の将。劉表、劉掠に仕え、後に曹操に仕えた。南陽郡宛県の人。 演義の文聘荊州の将。 蔡瑁の命令に従い王威と共に、護衛の趙雲を劉備から引きはなした。 また、劉備を襄陽城に入れようとする魏延と打ちあう。 やがて荊州は曹操のものとなったが、文... 2020.07.15 三国志
三国志 文醜 ぶんしゅう、官渡で関羽に斬られた猛将【三国志 演義と正史の比較】 袁紹配下の将。顔良と共に勇将との名を馳せた。関羽に討たれた顔良につづいて命を落とした。 演義の文醜伝国の玉璽をめぐって袁紹と孫権がにらみあったとき、顔良とともに剣を抜いて、程普、黄蓋、韓当らと相対した。 また、冀州をとった袁紹が公孫瓚の攻... 2020.07.14 三国志
三国志 文欽 ぶんきん、毋丘倹の反乱に参加 字は仲若。文鴦の父。魏の曹爽恩顧の武将。 揚州刺史として、毋丘倹とともに司馬師に対し反乱を起こす。 兵2万を率いて遊軍となり、楽嘉城を守る。文鴦と司馬師を挟み撃ちにする作戦をとるが、道に迷って失敗。 司馬師の死が近いことを知らせようと... 2020.07.13 三国志
三国志 糜竺 びじく、劉備古参の富豪の幕僚【三国志 演義と正史の比較】 劉備の幕僚。東海郡胸県の人。 糜芳と劉備の夫人の兄。 演義の糜竺徐州以来の劉備の参謀。 代々の豪商の家の出身。 徐州の陶謙のもとに出仕しており、北海の孔融に加勢を求める使者に立った。やがて徐州を譲られた劉備の補佐を、孫乾と共に務めるこ... 2020.07.12 三国志
三国志 費禕 ひい、諸葛亮後の蜀の内政の中心人物【三国志 演義と正史の比較】 蜀の臣。江夏郡郡県の人。 演義の費禕劉璋に仕えていたが、劉備にも引きつづき用いられた。 諸葛亮が行なった南方征伐には、長史 (丞相の補佐官)として従い、呂凱、持、馬謖らと共に軍議に連なった。 諸葛亮が北伐に出ている間、費禕は侍中として国... 2020.07.11 三国志
三国志 潘璋 はんしょう、関羽の青竜刀を奪った呉将【三国志 演義と正史の比較】 呉の将。東郡の発干の人。 演義の潘璋 孫策の死後、孫権のもとに出仕した。各地の戦いで活躍する。 江夏の太守黄祖の攻撃に参加し、蘇飛を生け捕りにした。 孫夫人が劉備と共に蜀へ脱出した際には、陳武と共に追ったが追いかえされた。 荊州攻略に... 2020.07.10 三国志
三国志 馬良 ばりょう、関羽を補佐した白眉【三国志 演義と正史の比較】 蜀の幕僚。襄陽郡宜城県の人。 馬謖の兄。優秀な馬家の五人兄弟の中で最も優れるといわれた。 演義の馬良伊籍の推薦を受けて劉備に迎えられた。 劉備が蜀へ向かうと、荊州を守る関羽の補佐となる。 樊城攻撃には、伊籍とともに参謀として従った。 ... 2020.07.09 三国志
三国志 馬岱 ばたい、魏延を斬った馬超の従弟【三国志 演義と正史の比較】 馬超の従弟。馬超に従って転戦し、後に劉備に仕えた。 演義の馬岱馬騰の兄の子で馬超の従兄(正史では従 弟)。 馬騰が曹操に殺されたことを、逃げのびて馬超に伝えた。 この後馬超とともにさすらい、韓遂、漢中の張魯と渡った後に劉備に降る。 ... 2020.07.08 三国志
三国志 董承 とうしょう、献帝の密詔を受ける【三国志 演義と正史の比較】 後漢の車騎将軍。国舅(献帝の舅)。 董卓死後の混乱の中で、流浪する献帝と行動を共にした。後に、曹操に対する謀反を企んだのが発覚して処刑された。 演義の董承郭氾に追われる献帝を救い、曹操の救援を受けて洛陽へ戻った。 まもなく曹操の専横が目... 2020.07.07 三国志
三国志 鄧芝 とうし、呉との同盟回復に貢献【三国志 演義と正史の比較】 蜀の幕僚。義陽郡新野県の人。 劉備の死後、争いがつづいた呉と再びよしみを結ぶための使者となる。 演義の鄧芝劉璋の部下だったが、蜀入りした劉備に降伏して重用された。 劉備の死後、諸葛亮に見こまれて、呉へ使者として赴いた。 使者の鄧芝を、... 2020.07.06 三国志
三国志 陶謙 とうけん、劉備に徐州を譲る【三国志 演義と正史の比較】 徐州の牧。丹揚郡の人。 曹操の父の死の責任を問われて、徐州に曹操軍の侵攻を受ける。 死の間際に徐州を劉備に譲った。 演義の陶謙曹操の董卓討伐の檄に応じて集結した諸侯のひとり。 曹操の父曹嵩の護衛を命じた張團が、一行を殺して逃亡した。 ... 2020.07.05 三国志
三国志 董允 とういん、諸葛亮・蒋腕・費禕と並ぶ「四相」「四英」【三国志 演義と正史の比較】 蜀の家臣。 演義の董允諸葛亮は、公明正大な董允を見こんでいた。 そのため北伐に際し、『出師の表』にも「董允の志は忠実、純粋」と書いて、宮中の諸事を任せるよう、劉禅に上奏を奉った。 正史の董允董和の子。 劉備によって選ばれ、劉禅の舎人とな... 2020.07.04 三国志
三国志 滕胤 とういん、諸葛恪とともに孫権晩年の呉臣【三国志 演義と正史の比較】 北海国劇の人。呉の家臣。 演義の滕胤諸葛恪と仲が悪く、孫峻の暗殺計画に加わる。 腹痛だという諸葛恪を無理に酒宴に引っ張り出し、孫峻に斬り殺させた。 正史の滕胤伯父、父ととも、孫権に仕えた。十二歳で父を亡くしたが、孫権に取りたてられ、都亭侯... 2020.07.03 三国志
三国志 田豊 でんぽう、袁紹の剛直な参謀【三国志 演義と正史の比較】 袁紹の参謀。 演義の田豊公孫瓚との戦いの時、矢ぶすまに遭った袁紹を助け、物陰へ避難させようとした。 ところが逆に「大丈夫たるもの、隠れて生き延びてどうする」と袁紹に怒鳴りつけられてしまう。 曹操が徐州の劉備を攻めた時、後方を襲えと進言。... 2020.07.02 三国志
三国志 典韋 てんい、怪力無双!曹操の親衛隊長【三国志 演義と正史の比較】 陳留郡の人。八十斤の鉄戟の遣い手。 演義の典韋 陳留太守の張邈の部下だったが、幕下のもの数十人を殺して山に逃れていた。 山中で虎を追っているところで、夏侯惇に出会い、曹操に推挙される。 呂布と戦った時、十数本の我を持って迫り来る敵を蹴散... 2020.07.01 三国志
三国志 丁奉 ていほう、張遼を射殺すという大手柄を立てた呉の名将【三国志 演義と正史の比較】 盧江郡安豊の人。孫権、孫亮、孫休に仕えた呉の武将 演義の丁奉 孫策の跡を継いで間もない、孫権の招聘に応じて仕えた。 赤壁の戦いのとき、周瑜の命で、徐盛とともに逃げる諸葛亮を追うが、取り逃がす。 孫権の妹を妻にした劉備が、呉から脱出を図っ... 2020.06.30 三国志
三国志 程普 ていふ、孫堅、孫策、孫権と三代に仕えた、呉の譜代の武将【三国志 演義と正史の比較】 右北平郡の人。 演義の程普鉄脊蛇矛の遣い手。 孫堅、孫策に従って戦い、軍功を立てた。 赤壁の戦いの時副都督となり、周瑜の下につくことを不満に思う。だが、周瑜の用兵の妙に感心し、謝罪した。 その後、孫権のもとで戦いに参加するものの、いつ... 2020.06.29 三国志
三国志 程昱 ていいく、曹操の作戦参謀【三国志 演義と正史の比較】 演義の程昱荀彧の推挙で曹操に仕える。郭嘉を推薦。 曹操が徐州の陶謙を攻めた時、後に残り、荀彧と共に呂布の攻撃から守った。 呂布に追われた劉備が曹操のもとへ頼ってくると、殺すように進言。 だが、曹操は聞かなかった。その後も、倉亭の戦いで... 2020.06.28 三国志
三国志 陳琳 ちんりん、官渡の戦いでは、曹操打倒の檄文を作成【三国志 演義と正史の比較】 後漢の主簿。建安七子のひとり。名文章家として知られる。 演義の陳琳跋扈する宦官を一掃するため、大将軍の何進は、各地の群雄に兵を率いて上京するよう、檄を送ろうとした。 それに対し「群雄を都に入れれば乱のもとになる」と反対。しかし、何進は聞か... 2020.06.26 三国志
三国志 陳登 ちんとう、陶謙の部下から劉備の参謀にもなり呂布を翻弄【三国志 演義と正史の比較】 広陵の人。陳珪の息子。 演義の陳登徐州の陶謙の部下。陶謙の死後、徐州を継いだ劉備の参謀になる。 父の陳珪と共に、徐州を守るために暗躍。 呂布の使者として許都に行き、曹操に気に入られ、広陵太守となる。 この時曹操に、呂布を倒すよう進言。... 2020.06.24 三国志
三国志 陳宮 ちんきゅう、呂布の軍師で打倒!曹操【三国志 演義と正史の比較】 東郡の人。 演義の陳宮董卓暗殺に失敗して逃亡途中の、曹操を捕まえる役人として登場する。 この時、曹操の「燕雀いずくんぞ鴻鵠の志を」という言葉に感銘を受けて、共に逃走した。 ところが世話になった曹操の父親の友人・呂伯奢を曹操が殺したころか... 2020.06.23 三国志
三国志 張魯 ちょうろ、五斗米道の律儀な教祖【三国志 演義と正史の比較】 沛国豊県の人。五斗米道の教祖。 演義の張魯漢中を根拠地とし、曹操に敗れた馬超を受け入れる。 劉璋の要請で、馬超を劉備戦に派遣。 だが、諸葛亮から賄賂を受け取った参謀の楊松の讒言を信じ、馬超を疑う。 馬超は劉備に投降し、益州は劉備の手に... 2020.06.22 三国志
三国志 張翼 ちょうよく、諸葛亮の忠実な作戦実行者【三国志 演義と正史の比較】 演義の張翼もと益州の劉璋配下。 援軍に行くが、劉備軍にはかなわないと思い、城門を開いて降伏。 その後、諸葛亮の南蛮討伐、北伐に従軍する。 諸葛亮の死後は、廖化と共に、姜維のもとで魏と戦った。 後、魏に降伏した姜維は、鍾会に謀反をそそ... 2020.06.21 三国志
三国志 張邈 ちょうばく、頼られる陳留太守【三国志 演義と正史の比較】 東平郡寿張の人。陳留の太守。 曹操による董卓打倒の檄に応じ、連合軍の第六鎮となった。 演義の張邈袁紹に冀州を乗っ取られ、行き場をなくした韓馥を受け入れる。 陳宮の勧めで、曹操の留守を呂布に襲わせるが、結局は失敗。 袁術を頼って行き、そ... 2020.06.20 三国志